松阪市議会 > 2018-09-26 >
09月26日-04号

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  1. 松阪市議会 2018-09-26
    09月26日-04号


    取得元: 松阪市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-10
    松阪市 平成30年  9月 定例会(第4回)議事日程第4号 平成30年9月26日 午前10時開議 日程第1 議案第96号 平成29年度松阪市一般会計及び各特別会計歳入歳出決算の認定について      議案第97号 平成29年度松阪市水道事業会計処分利益剰余金の処分について      議案第98号 平成29年度松阪市水道事業決算の認定について      議案第99号 平成29年度松阪市公共下水道事業決算の認定について      議案第100号 平成29年度松阪市松阪市民病院事業決算の認定について 日程第2 議案第101号 松阪市手数料条例の一部改正について 日程第3 議案第102号 平成30年度松阪市一般会計補正予算(第3号) 日程第4 議案第103号 平成30年度松阪市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号) 日程第5 議案第104号 平成30年度松阪市介護保険事業特別会計補正予算(第1号) 日程第6 議案第105号 松阪市委員会の委員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について 日程第7 議案第106号 工事請負契約の締結について(松阪市立春日保育園園舎改築工事(建築)) 日程第8 議案第107号 工事請負契約の締結について(宮町ポンプ場施設長寿命化事業宮ポンプ場改修(No.2ポンプ設備)工事) 日程第9 議案第108号 財産の取得について(松阪市総合運動公園用地) 日程第10 議案第109号 市道路線の認定について 日程第11 議案第110号 市道路線の変更について本日の会議に付した事件 議事日程と同じ出席議員(27名)    1番  橘 大介君      2番  中村 誠君    3番  松本一孝君      4番  赤塚かおり君    5番  谷口 聖君      6番  殿村峰代君    7番  市野幸男君      8番  田中正浩君    9番  栗谷建一郎君    10番  楠谷さゆり君   11番  西口真理君     12番  米倉芳周君   13番  深田 龍君     14番  沖 和哉君   15番  松岡恒雄君     16番  坂口秀夫君   17番  植松泰之君     19番  野呂一男君   20番  中村良子君     21番  山本芳敬君   22番  山本 節君     23番  大平 勇君   24番  濱口高志君     25番  海住恒幸君   26番  中島清晴君     27番  久松倫生君   28番  西村友志君欠席議員(1名)   18番  堀端 脩君議場出席説明者 市長          竹上真人君   副市長         山路 茂君 副市長         永作友寛君   総務部長        三宅義則君 企画振興部長      加藤正宏君   危機管理特命理事    鈴木政博君 防災担当参事      舩木精二君   地域振興担当理事    家城斉和君 税務担当理事      中井 昇君   環境生活部長      吉田敏昭君 清掃行政担当理事    溝田 明君   健康福祉部長      小山 誠君 福祉事務所長      片岡 始君   こども局長       薗部 功君 産業文化部長      村林 篤君   農林水産担当理事    竹岡和也君 建設部長        長野 功君   会計管理者       内田寿明君 教育長         中田雅喜君   教育委員会事務局長   松名瀬弘己君 上下水道事業管理者   佐藤 誠君   市民病院事務部長    武田裕樹君 消防団事務局長     三木 淳君   監査委員        西村和浩事務局出席職員 事務局長        福島ひろみ   次長          刀根 薫 調査担当監       前出和也    議事担当主幹      北河 享 総務担当主幹      池田博紀    兼務書記        吉田茂雄 兼務書記        橋本尚由-----------------------------------                         午前10時0分開議 ○議長(中島清晴君) おはようございます。これより本会議を開きます。本日の議事は、議事日程第4号により進めることにいたします。 △日程第1 議案第96号 平成29年度松阪市一般会計及び各特別会計歳入歳出決算の認定について      議案第97号 平成29年度松阪市水道事業会計処分利益剰余金の処分について      議案第98号 平成29年度松阪市水道事業決算の認定について      議案第99号 平成29年度松阪市公共下水道事業決算の認定について      議案第100号 平成29年度松阪市松阪市民病院事業決算の認定について ○議長(中島清晴君) 日程第1 議案第96号から議案第100号までの議案5件を一括議題とし、決算調査特別委員長の報告を求めます。     〔17番 植松泰之君登壇〕 ◆17番(植松泰之君) それでは、決算調査特別委員会に付託されました案件の主な審査の経過並びに結果の御報告を申し上げます。 9月6日、議案第96号から議案第100号までの議案5件を審査するため、松阪市議会決算調査特別委員会運営要領に基づき、当特別委員会に、総務企画分科会環境福祉分科会建設水道分科会文教経済分科会の4分科会を設置しました。 また、9月7日の本会議において当特別委員会に付託されました議案5件については、運営要領の規定により、それぞれの分科会に分担送付され、10日に総務企画分科会、11日に環境福祉分科会、13日に建設水道分科会、14日に文教経済分科会を開催し審査が行われました。 9月21日に当特別委員会を開催し、各分科会長からの分科会長報告分科会長報告に対する質疑を行いました。 まず、「分科会において連合三重に対する補助金の部分で議員間討議がなされたが、各会員の意見はどんな内容だったのか」との質疑に対し、「今後見直しを踏まえた執行部の前向きな答弁を受けて認定になった」との答弁がありました。 続いて、各議案について、議員間討議、討論、採決に入りました。 まず、議案第96号平成29年度松阪市一般会計及び各特別会計歳入歳出決算の認定についてでありますが、議員間討議に入り、委員より「執行部は連合三重以外の他団体からの申請もできるとの答弁であったが、松阪市労働者福祉推進事業費補助金交付要綱を見ると、交付対象は、松阪多気地域協議会とすると明記されており、この補助金交付要綱自体、極めて不適正であるということ。そして、松阪市が作成している補助金等に関する基本方針に沿った補助金になっているかという点で、一度創設された補助金等を廃止することは難しく、現状として補助金の長期化、既得権化という問題が生じているということで、基本方針的にも問題があるということ。また、特定の団体に関係する人以外参加しにくい労働組合対抗ボウリング大会などに使われているという点において公益性は考えにくいということ。また、補助金の必要性の点で、仮にこの補助金等を実施しなかった場合でも、実施団体には多少負担はかかるが、誰も多大なマイナスの影響を受けることはないということ。これらのことから、公益性・公平性・公正性において著しく不適正な支出であると考えざるを得ないと思うがどうか」との発言に対し、「今回一本化すべきということについては、精査して取り組んでいきたいという答弁もあり、実施事業についての公益性等、詳細の部分については、今後十分精査して、より適正な補助金の運営に努めていきたいというような方向性も示されたので、了とする」との発言。 「要綱にのっとって適正な執行がされたということは執行部からも答弁があったことで、決算としては適正だと考えるが、文教経済委員会が中心になって、この補助金を連合三重だけではなく、いろいろな団体へ広げられる補助金にしていくにはどうしたらいいかという議論を今後しっかりと取り組んでほしい」との発言がありました。 続いて討論に入り、委員より「松阪市の補助金等に関する基本方針は、補助金が交付できるのは公益上の必要がある場合に限られるとし、その支出に当たっては、公益上の必要性が客観的に認められ、かつ、補助対象者自助努力をもってしてもなお不足する部分を補助するという必要最小限の原則に基づき行われる必要があるという考え方を示している。ところが、労働者福祉推進事業費補助金においてメーデー松阪地区集会の27万5613円は、抽せん会や司会者へのお礼など、それぞれ半額が補助の対象となるなど、松阪市が共催しているような支出割合となっている。これらの点を見ると、妥当な支出とは言えない。そして松阪市の補助金等に関する基本方針は一度創設された補助金等を廃止することが難しく、現状として補助金等の長期化、既得権化という問題が生じているとも述べている。労働者福祉推進事業費補助金はそうした問題点から不公平・不公正・不適切な交付をしており、著しく適正さを欠くと言わざるを得ない。また、松阪多気地区労働者福祉協議会を交付先として指定した勤労者地域づくり活性化事業費補助金労組対抗ボウリング大会やファミリーフェスタのように、連合三重松阪多気地域協議会松阪多気地区労働者福祉協議会が共催で同一の事業を実施している例がある。事業全体の中に、何が補助の対象となっているかがわかりにくく、極めて不適切な補助金であると判断すべきと考える。議会においては文教経済委員会を中心に検討していくということだが、執行部においても、抜本的な見直しについて、従前は事業仕分けにおいて再構築を求められていながら、ほとんど放置されてきたということがあり、そういった点からも、今回は長年にわたって放置されてきた補助金のあり方を問い、まだほかにも同じような問題があるかもしれないということで反対する」との発言。 「分科会長からも、事業費についてはいろいろ問題が出て、今後、委員会としても検討していくという前向きな意見が出されたが、先日の分科会の中で担当課からは、この制度そのものを見直すという言葉はなかった。そして、この二つの補助金が同一の事業に対して出ており、しかも2団体に対して出ている点や交付要綱は二つともあるが、どちらも明らかに交付対象として特定の連合三重松阪多気地域協議会あるいは松阪多気地区労働者福祉協議会を対象としたものであり、そこへの補助金を前提とした交付要綱になっていて、不適切であったというよりほかない。この労働者の福祉や環境の向上のために、これらの補助金が必要とするならば、一度廃止して、特定の団体だけでなくほかの組織や団体にも門戸を広げた形の補助金であるべきである。これまでの長きにわたって見直しがしっかり行われてこなかったというところに疑問を呈することから、反対する」との発言。 「マイナンバーカードについては、コンビニ交付も含めて、その普及率や利用率が決算額に対して十分とは言えず、税と社会保障の個人情報の管理の問題など多くの市民の安心や賛同が得られていないことがあり、マイナンバー制度そのものに賛同できないため反対する」との発言。 「平成29年度予算執行に関しては、適切に執行されていることを確認した。細部にわたり審議された結果である。問題視されている労働組合に対する予算の執行に関しても、要綱に沿っての予算執行であり、適切と考える。この件に関しては、今後見直しも含め広域に考えるとの執行部の見解もあり、それを了とするもので、29年度予算執行に関しては、適切に執行されたもので、本議案に賛成する」との発言。 「平成29年度の当初予算では、市長公約の子育て一番宣言の実現を図りたいとして、行政として新しい一歩を踏み出す予算ということで取り組まれたところである。市長の基本的な考え方にある特徴的な3つの取り組みと、7つの政策を着実に進められ、所期の目的を達成するための努力の足跡が認められるということで、本議案に賛成する」との発言があり、採決の結果、挙手多数、認定すべきものと決定いたしました。 次に、議案第97号平成29年度松阪市水道事業会計処分利益剰余金の処分についてでありますが、採決の結果、挙手全員、原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第98号平成29年度松阪市水道事業決算の認定についてでありますが、討論に入り、委員より「県営水道過大受水契約と市民負担という構造的な問題が解決されていないことから反対する」との発言があり、採決の結果、挙手多数、認定すべきものと決定いたしました。 次に、議案第99号平成29年度松阪市公共下水道事業決算の認定についてでありますが、採決の結果、挙手全員、認定すべきものと決定いたしました。 次に、議案第100号平成29年度松阪市松阪市民病院事業決算の認定についてでありますが、採決の結果、挙手全員、認定すべきものと決定いたしました。 以上、決算調査特別委員会に付託されました案件の主な審査の経過並びに結果の報告を終わります。     〔17番 植松泰之君降壇〕 ○議長(中島清晴君) これより、ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中島清晴君) これにて質疑を終わります。 これより、議案順に議員間討議、討論、採決を行います。 なお、議案第96号から議案第100号までの通告による議員間討議の申し出はなかったことを報告いたします。 これより、議案順に討論、採決を行います。議案第96号について討論はありませんか。     〔11番 西口真理君登壇〕 ◆11番(西口真理君) 平成29年度一般会計決算について、会派を代表して反対討論を行います。 労働費のうち勤労者地域づくり活性化事業費補助金労働者福祉推進事業費補助金、これは不適切なものだと言わざるを得ません。平成23年度に作成された補助金等に関する基本方針の中に、「補助金の支出にあたっては、公益上の必要性が客観的に認められ、かつ補助対象者自助努力を以ってしても、なお不足する部分を補助するという必要最小限の原則に基づき行われる必要がある。」と明記されております。この基本方針は平成23年度の当初予算作成資料として、それ以降も予算作成の際に各部署に配布されているとのことですが、この内容が全く踏襲されず予算に生かされてきておりません。 当初の補助金が制定されて以来28年もの長きにわたり見直すことなく、既得権化しているというのは事実であります。委員会の中でも討議いたしましたが、この2つの補助金の交付要綱対象団体があらかじめ決められていて、特定の団体に向けての補助金にほかなりません。部長、課長は答弁の中で、全ての市民、労働団体に開かれている補助金である。申請がなかったのでほかの団体には補助金として支給されていないというふうにおっしゃいましたが、交付要綱そのものが対象が特定の団体に設定されてつくられたもので、ほかの団体に門戸が閉ざされていると言わざるを得ません。もしこの補助金が労働者あるいは一般市民の福祉や環境の向上にとって必要というのであれば、この補助金の交付要綱補助金そのものを見直す必要があります。委員会の中で、担当部局の方は、内容について精査して検討するとおっしゃいました。それは現状に合うように小手先の文言やそういうものを精査するという意味合いではないのでしょうかと、すごく危惧をいたします。補助金制度そのものを見直す、検討するとはおっしゃっておりません。今まで長きにわたり3年ごとに見直してきたとはおっしゃいましたが、この補助金が既得権化して一定の特定の団体にずっと交付されてきた、その事実は変わりません。ここでこの補助金そのものの是非をしっかりと評価して根本的な改革をしない限り、この制度の見直しはできないのではないかと思い、制度そのものが不適切であるということを強くここで主張したいと思います。 よって、この補助金の支給を含む本決算には反対いたします。 以上です。     〔11番 西口真理君降壇〕 ○議長(中島清晴君) 他に討論はありませんか。     〔16番 坂口秀夫君登壇〕 ◆16番(坂口秀夫君) 議案第96号平成29年度松阪市一般会計及び各特別会計歳入歳出決算の認定について、真政クラブを代表いたしまして賛成の討論を行います。 平成29年度の当初予算は、公約の子育て一番宣言の実現を図り、行政として新しい一歩を踏み出すための予算として、市長の基本的な考え方を示され、事業を執行されました。 その中での特徴的な取り組みの1つ目として、松阪新電力株式会社が平成29年11月に民間事業者との共同出資により設立されました。市の公共施設への電力供給により、公共施設における電気料金の削減が期待されます。 2つ目として、市内中小企業への新しい支援としての中小企業ハンズオン支援事業により、市内の中小企業1社を集中的に支援し、取引成立などの成果を上げられました。 3つ目として、松阪公民館民間商業施設マーム内への移転でございますが、さまざまな議論の中で幾度となく利用者との協議を重ね、第一小学校へ新たな講座室を整備するなど利用者のニーズに応えながら事業を推進し、新しい施設のもと生涯学習拠点が整備されました。 そして、総合計画における7つの政策の成果につきまして、1つ目の政策「輝く子どもたち」におきましては、平成29年4月に健康センターはるるを開設、気軽に相談できるコンシェルジュを配置し、妊娠・出産から子育て期を途切れなくサポートする松阪版ネウボラの拠点の充実が図られました。また、新たな子育て支援取り組みとして、市外からの転入者に対し住宅の新築・購入及びリフォーム等にかかる費用の一部を補助する三世代同居・近居支援補助事業により、世代間で協力して子育てを行う家庭を支援されました。さらには、病児・病後児保育事業の拡大や保育士確保のための保育士修学支援事業など子育て施策を着実に推進されました。 2つ目の政策「いつまでもいきいきと」におきましては、休日・夜間応急診療所において、新たに毎週土曜日の24時から翌日曜日の6時までの深夜帯の診療を開始し、一次救急医療体制の充実が図られました。また、松阪地区在宅診療介護連携拠点及び松阪認知症初期集中支援チームについて、平成30年4月設置に向け、体制整備取り組み地域包括ケアシステムの構築に努められました。 3つ目の政策「活力ある産業」におきましては、和牛サミットを初開催し、他の和牛ブランドと連携し高級和牛の魅力を国内外に情報発信し、畜産業の振興を図られました。また、市内中小企業小規模事業者を支援する拠点として、産業支援センターを新たに開設、事業者の抱える課題に対し、きめ細やかな支援が行われました。 4つ目の政策「人と地域の頑張る力」におきましては、松阪図書館の大規模改修工事について、市議会と一体となって協議・検討を行いながら、生涯学習施設拠点整備を行うことができました。市指定史跡松浦武四郎誕生地は、松浦武四郎生誕200年のメモリアルイヤーである平成30年2月25日に一般公開され、三重県、北海道と連携・協力し、松浦武四郎を全国へと発信する取り組みに努められました。 5つ目の政策「安全・安心な生活」におきましては、松阪市地域防災計画を全面改定するとともに、防災啓発冊子や津波・土砂災害ハザードマップの改定版を発行するなど、実効性ある防災体制づくりに取り組まれました。 6つ目の政策「快適な生活」におきましては、鈴の音バスの運行形態の改善について検討を行いながら、特に三雲松阪線については、松阪公民館の移転にも配慮し、増便やルート変更などにより利便性が図られました。松阪市総合運動公園内に建設するスケートパークについては、スケートボード愛好家や協会等の協力により事業が着手されました。 7つ目の政策「市民のための市役所」におきましては、死亡時における手続を包括的に行う「おくやみコーナー」を設置、庁舎1階にハローワーク松阪「就労の広場(求職者相談コーナー)」を設置、証明書コンビニ交付サービスを開始するなど、市民に使いやすい市役所の取り組みに努められました。 また、今回の議論の一つでございました労働費における労働者福祉推進事業費補助金の執行については、松阪市労働者福祉推進事業費補助金交付要綱により執行されており、適正な交付であると考えるものでありますが、実施事業公益性等詳細な部分については精査の上、今後はより適正な補助金の運営に努めていきたいとの前向きな考えも示されたところでありました。 次に、財政運営についてでありますが、平成29年度決算として、一般会計実質収支は16億2418万2958円、実質単年度収支は4億5672万1757円と黒字となっております。また、財政調整基金の年度末残高は、昨年度末に比べ2億8898万7033円増の100億7129万2359円となりました。 歳入において、市税は緩やかな景気回復の影響などから前年度より約2億1000万円増の217億448万4060円を確保する一方で、地方交付税普通交付税の合併算定替終了に伴う段階措置により、前年度と比べ約3億3000万円減の139億1595万1000円となりました。 市債は、臨時財政対策債の発行増により46億7710万円となっております。年度末の市債残高は、前年度末に比べ2億610万8596円増の458億1391万1476円となっていますが、これに対しては、平成29年度発行の合併特例事業債の一部を平成30年度から短期償還することとし、普通交付税算入分財政調整基金繰入金において対応することで、市債残高を抑えるよう手だてが講じられております。 さらに、平成30年度以降の大型事業等を見据える中で、臨時財政対策債の発行額と財政調整基金の残高を見きわめつつ、的確な財源調整を行っており、また、これらを含め、これまでの財政運営取り組みの結果として経常収支比率公債費負担比率などの財政指標にもその健全性があらわれており、それらが今年度の決算が評価すべきものと考え得る根拠ともなっておるところでございます。 以上、賛成討論といたします。     〔16番 坂口秀夫君降壇〕 ○議長(中島清晴君) 他に討論はありませんか。     〔27番 久松倫生君登壇〕 ◆27番(久松倫生君) 議案第96号平成29年度松阪市一般会計及び各特別会計歳入歳出決算の認定について反対の討論をいたします。 反対の理由は一貫して申し上げているマイナンバー制度への疑問とその推進に対し反対を表明するものであります。 決算について、2点ほど意見を述べさせていただきます。 本決算は、私の質疑の中で総務部長から、公債費負担比率実質公債費比率、財政の弾力性を示す経常収支比率といった財政の指標がおおむね良好な方向に推移し結果が出ていること、100億円を超える財政調整基金は、財源調整の財源に加え、合併特例事業債の短期償還の財源とし市債残高抑制の役割とともに、臨時財政対策債の発行額の調整機能としての貴重な財源となり得るとの答弁でありました。それらを踏まえて、これまで決算では決まり文句のように財政の硬直化と言われてきましたが、これは違うのかとただしたところも、これは昔の話、過去の話という注目すべき答弁が返ってまいりました。この点は、財政運営の特徴として受けとめておきたいと思います。 もう1点、国民健康保険会計は、6億8000万円を積み立てて支払準備基金が8億8000万円になりました。このことについては、3月議会の補正予算審議での「今後広域化の中で納付金を払えるようにすること、保険税を引き上げないような形で活用する」という答弁を裏づける結果となりました。ただ、決算のあり方として、国保の県下一本化のいわゆる広域化が進められ、一方、松阪市では国保税の25年ぶりの引き下げの結論が出された重要な年度の決算であったわけでありますが、それらに全く触れられていなかったという、本当にこれでいいのかと問わざるを得ない、そういう決算の提案であったということも指摘しておきたいと思います。 以上2点を指摘して、反対の討論といたします。     〔27番 久松倫生君降壇〕 ○議長(中島清晴君) 他に討論はありませんか。     〔12番 米倉芳周君登壇〕 ◆12番(米倉芳周君) 議案第96号平成29年度松阪市一般会計及び各特別会計歳入歳出決算の認定について賛成の討論をさせていただきます。 29年度の財政についての公債費比率、そして財政力指数についても、特に問題はなく、健全な効率のよい財政運営がされていると認定させていただきました。 先ほど委員長報告がありましたように、労働者福祉関連の補助金に関しての公益性が認められないという不適切な支給の指摘が委員からあった件については、今後執行部として前向きに検討していくこと、また29年度の支給要綱に沿ったものであることを認識させていただきまして、適切な予算執行であったと認定させていただきます。 29年度におきましては、市長の子育てを主軸としたさまざまな詳細にわたる予算執行がされております。はるるの設立など、市民にとって身近な生活の基盤を築いたと認識します。また、難しい中央公民館のマームへ移転した件に関しましても、いろいろと詳細に対応していただきまして、無事マームでの公民館の開設がされております。また、それに伴い第一小学校での公民館の設立もされたということで、かなり汗をかいていただいたと認識しております。 経済におきましても、産業支援センターの運営、そして林業センターの運営がスムーズにされているということを認識しまして、非常に喜んでいる次第でございます。 また、29年度は夜間の医療制度に関しましても確立され、市民にとって非常に安心のある医療制度が確立されたと確信しております。 一番身近な、また大切な問題であります防災計画に関しましても、従来の計画を見直しまして、充実した内容に仕上げていただき、そして市民に対して啓蒙をしていただいたことは非常に重大なことであったと認識しています。 よって、29年度の決算認定については、賛成とさせていただきます。ありがとうございました。     〔12番 米倉芳周君降壇〕 ○議長(中島清晴君) 他に討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中島清晴君) これにて討論を終わります。 これより採決を行います。議案第96号平成29年度松阪市一般会計及び各特別会計歳入歳出決算の認定についてに対する委員長の報告は、認定であります。委員長の報告どおり決するに賛成の議員の挙手を求めます。     〔賛成者挙手〕 ○議長(中島清晴君) ありがとうございます。挙手多数であります。よって、議案第96号平成29年度松阪市一般会計及び各特別会計歳入歳出決算の認定については、認定されました。 次に、議案第97号について、討論、採決を行います。 議案第97号について、討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中島清晴君) これにて討論を終わります。 これより採決を行います。議案第97号平成29年度松阪市水道事業会計処分利益剰余金の処分についてに対する委員長の報告は、可決であります。委員長の報告どおり決するに賛成の議員の挙手を求めます。     〔賛成者挙手〕 ○議長(中島清晴君) ありがとうございます。挙手全員であります。よって、議案第97号平成29年度松阪市水道事業会計処分利益剰余金の処分については、原案どおり可決されました。 次に、議案第98号について、討論、採決を行います。 議案第98号について、討論はありませんか。 ◆27番(久松倫生君) 簡潔にいたしますので、自席から失礼いたします。 本水道会計決算につきましては、県営水道との過大な受水契約と、それによる受水費負担が水道会計を圧迫するという根本的な問題が引き続きございます。そして、それが市民負担につながっているということを指摘せざるを得ません。次の料金改定時の受水費見直しと市民負担軽減を強く求めて、反対の討論といたします。
    ○議長(中島清晴君) 他に討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中島清晴君) これにて討論を終わります。 これより採決を行います。議案第98号平成29年度松阪市水道事業決算の認定についてに対する委員長の報告は、認定であります。委員長の報告どおり決するに賛成の議員の挙手を求めます。     〔賛成者挙手〕 ○議長(中島清晴君) ありがとうございます。挙手多数であります。よって、議案第98号平成29年度松阪市水道事業決算の認定については、認定されました。 次に、議案第99号について、討論、採決を行います。 議案第99号について、討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中島清晴君) これにて討論を終わります。 これより採決を行います。議案第99号平成29年度松阪市公共下水道事業決算の認定についてに対する委員長の報告は、認定であります。委員長の報告どおり決するに賛成の議員の挙手を求めます。     〔賛成者挙手〕 ○議長(中島清晴君) ありがとうございます。挙手全員であります。よって、議案第99号平成29年度松阪市公共下水道事業決算の認定については、認定されました。 次に、議案第100号について、討論、採決を行います。 議案第100号について、討論はありませんか。     〔25番 海住恒幸君登壇〕 ◆25番(海住恒幸君) 議案第100号平成29年度松阪市松阪市民病院事業決算の認定について賛成の討論を行います。 平成29年度は松阪市民病院にとって大きな転換点を迎えた年度でございました。地域医療構想をふまえた市民病院の在り方検討委員会が設置され、一般会計からも1400万円余の繰り出しがございまして、地域医療構想をふまえた在り方について検討したその動きについては、私はもとより、他の議員の皆様におかれましても注視されていたと記憶しております。その決算についてでございますが、市長が提案説明の中で、一つの具体的な方向性を示すには至らなかったと述べられました。決算の説明におきまして、このような説明をなされるということは極めて異例であったと強く印象に残りました。 そこで、本会議においても、また所属の環境福祉分科会においても、この問題について質疑を行いました。その質疑に対して、今回いただいた答弁というのは、極めて誠実な答弁だったと記憶しております。先般の分科会長の報告におきましても、このように表記されております。在り方検討委員会で十分議論ができなかった部分について、庁内プロジェクトチームと支援業者--トーマツのことでございますが、どのようにフォローアップしたのかという質疑を行いましたけれども、プロジェクトチームは、その役割から、在り方検討委員会の足らざる部分を補うには至らなかった実情であると、このような答弁もありました。また、支援業者も、その役割から在り方検討委員会の進め方に左右され、業務を偏らざるを得なかった。そういう中で、答申の結論づけが大変難しく、最終的には今回あったような答申にまとめざるを得なかったと。極めて客観的に振り返っていらしたのが印象的でした。そのような実態、事実を捉まえた答弁をいただいたことに対し、私は強く共感をいたしました。そういったことから、引き続き誠実な議論が30年度も行われていくことを期待して、29年度の認定について賛成と判断させていただきました。 以上、私からの賛成討論です。     〔25番 海住恒幸君降壇〕 ○議長(中島清晴君) 他に討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中島清晴君) これにて討論を終わります。 これより採決を行います。議案第100号平成29年度松阪市松阪市民病院事業決算の認定についてに対する委員長の報告は、認定であります。委員長の報告どおり決するに賛成の議員の挙手を求めます。     〔賛成者挙手〕 ○議長(中島清晴君) ありがとうございます。挙手全員であります。よって、議案第100号平成29年度松阪市松阪市民病院事業決算の認定については、認定されました。 △日程第2 議案第101号 松阪市手数料条例の一部改正について ○議長(中島清晴君) 日程第2 議案第101号松阪市手数料条例の一部改正についてを議題とし、これより常任委員長の報告を求めます。 建設水道委員長 濱口高志議員。     〔24番 濱口高志君登壇〕 ◆24番(濱口高志君) 建設水道委員会に付託されました案件の審査並びに結果の御報告を申し上げます。 議案第101号松阪市手数料条例の一部改正についてでありますが、審査を行い、採決の結果、挙手全員、原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、建設水道委員会に付託されました案件の審査並びに結果の報告を終わります。     〔24番 濱口高志君降壇〕 ○議長(中島清晴君) 以上で委員長報告を終わります。 これより、先ほどの委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中島清晴君) これにて質疑を終わります。 これより討論、採決を行います。議案第101号の通告による議員間討議の申し出はなかったことを報告いたします。議案第101号について討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中島清晴君) これにて討論を終わります。 これより採決を行います。議案第101号松阪市手数料条例の一部改正についてに対する委員長の報告は、可決であります。委員長の報告どおり決するに賛成の議員の挙手を求めます。     〔賛成者挙手〕 ○議長(中島清晴君) ありがとうございます。挙手全員であります。よって、議案第101号松阪市手数料条例の一部改正については、原案どおり可決されました。 △日程第3 議案第102号 平成30年度松阪市一般会計補正予算(第3号) ○議長(中島清晴君) 日程第3 議案第102号平成30年度松阪市一般会計補正予算第3号を議題といたします。提案理由の説明を求めます。     〔副市長 山路 茂君登壇〕 ◎副市長(山路茂君) ただいま上程されました議案第102号平成30年度松阪市一般会計補正予算第3号について御説明申し上げます。 一般会計補正予算書の1ページをお願いいたします。今回の補正予算では、ブロック塀等の対策事業や、さきの台風第12号、20号に係る災害復旧費、補助の交付決定に伴う事業の組み替えや事業費の追加、早急に対応を要する施設修繕に伴う事業費などを追加、及び新規計上し、歳入歳出予算の補正として3億8903万4000円を追加し、歳入歳出総額を676億9631万2000円とさせていただくものでございます。 次に、第2条の債務負担行為の補正、第3条の地方債の補正につきましては、それぞれの関係個表で御説明申し上げますので、4ページをお願いいたします。 第2表の債務負担行為補正の追加は、住民情報システム機器等賃貸借・保守に係る契約等3件の追加で、今年度中に契約が必要なものにつきまして、債務負担行為の期間及び限度額を記載のとおり定めさせていただくものでございます。次に、変更でございますが、住民情報システム賃貸借・保守に係る契約は、機器等賃貸借・保守に係る契約について別途計上することに伴う変更でございます。 5ページをお願いいたします。第3表地方債補正の追加は、農地等災害復旧事業等2件で、限度額、起債の方法、利率、償還の方法を第3表に記載のとおり定めさせていただくものでございます。次に、変更でございますが、浸水対策事業等2件は事業費の増等による限度額の変更で、内訳は記載のとおりでございます。 次に、歳入でございますが、10ページ、11ページをお願いいたします。第13款分担金及び負担金、第15款国庫支出金、第16款県支出金及び、12ページ、13ページの第22款市債などにつきましては、事業実施に伴う特定財源を計上しております。 10ページ、11ページに戻っていただきまして、第18款、第1項寄附金、第1目総務費寄附金1008万円の追加は、指定寄附金8件分でございます。 12ページ、13ページをお願いいたします。第2目商工費寄附金4204万2000円の追加は、ふるさと応援寄附金としてお寄せいただきました寄附金2244件分でございます。商工費寄附金の内訳といたしましては、説明欄に記載のとおり、ふるさと応援基金に2212件分4111万1000円を、市民活動振興基金に32件分93万1000円をそれぞれ積み立てるものでございます。 第20款、第1項、第1目繰越金1億7647万7000円の追加は、財源調整によるものでございます。 第21款諸収入、第5項、第1目雑入、第3節民生費雑入、説明欄1介護保険事業特別会計返還金2992万7000円の新規計上は、介護給付費負担金などの精算による過年度返還金でございます。 次に、歳出ですが、14ページ、15ページをお願いいたします。第2款総務費、第1項総務管理費、第1目一般管理費、説明欄1指定寄附基金積立金1008万円の追加は、市に寄せられた指定寄附金8件に係る積立金でございます。第6目財産管理費の1公共施設ブロック塀等緊急対策事業費850万円の皆減は、工事箇所及び工事内容が確定したことから各所管課でブロック塀対策事業費として計上したことによるものでございます。第13目防災対策費の2危険ブロック塀等除却事業補助金1000万円の新規計上は、公衆用道路に面したブロック塀の倒壊による事故を未然に防止し、通行人の安全を確保するため、ブロック塀の除去に要する費用に対し補助金を交付するものでございます。 16ページ、17ページをお願いいたします。第3款民生費、第1項社会福祉費、第1目社会福祉総務費の1中国残留邦人等生活支援給付事業費220万7000円の追加は、支援対象者の入院及び介護サービス利用等によるものです。 18ページ、19ページをお願いいたします。第2項老人福祉費、第1目老人福祉総務費の1介護保険事業特別会計繰出金385万6000円の減は、システム改修事業に対する国庫補助金の内示により財源を変更することによるものでございます。 20ページ、21ページをお願いいたします。第3項児童福祉費、第3目公立保育園費の1保育園ブロック塀等対策事業費978万5000円の新規計上は、ブロック塀等について詳細な調査を実施したところ、保育園1園、2カ所について経年劣化が思いのほか進んでいる状況が確認されたことから既存のブロック塀等を撤去し、フェンスの設置等を行うこととしたものです。 24ページ、25ページをお願いいたします。第4款衛生費、第2項清掃費、第2目塵芥処理費の1ごみ処理事業費3287万4000円の追加は、異物混入により損傷を受けた高速回転式破砕機の緊急修繕及び廃棄物処理プラント保険に加入するものでございます。 26ページ、27ページをお願いいたします。第6款農林水産業費、第1項農業費、第7目農業施設費、1ベルファーム施設管理事業費136万1000円の追加は、グラスハウスのガラス破損による修繕料でございます。第10目湛水防除施設費の1湛水防除施設管理事業費666万5000円の追加は、台風12号及び20号による修繕料等でございます。2湛水防除施設整備事業費810万円の追加は県補助金割当内示及び交付決定による事業費の組み替えによるものでございます。 28ページ、29ページをお願いいたします。第2項林業費、第2目林業振興費の1森林環境創造事業費500万円の追加は、国補助事業に採択されたことによる事業費の増でございます。 30ページ、31ページをお願いいたします。第7款商工費、第1項商工費、第6目ブランド推進費の1ふるさと応援基金積立金4111万1000円の追加は、ふるさと応援寄附金2212件に係る積立金でございます。 32ページ、33ページをお願いいたします。第8款土木費、第3項河川費、第4目浸水対策費の1浸水対策事業費2400万円の追加は債務負担行為を設定し、猟師ポンプ場の逆止弁交換等を平成30年、31年にわたり実施するものでございます。 34ページ、35ページをお願いいたします。第6項住宅費、第1目住宅管理費の1市営住宅ブロック塀等対策事業費102万4000円の新規計上は、ブロック塀の実態調査を行った結果、中万町団地プロパン庫ブロック塀について建築基準法を満たさないことから改修工事を行うものでございます。 第10款教育費のうち幼稚園費以外、及び第11款災害復旧費のうち文教施設災害復旧費につきましては、後ほど教育長から御説明申し上げますので、よろしくお願いいたします。 40ページ、41ページをお願いいたします。第10款教育費、第4項幼稚園費、第1目幼稚園管理費の1幼稚園ブロック塀等対策事業費450万4000円の新規計上はブロック塀等について詳細な調査を実施したところ、幼稚園2園、2カ所について経年劣化が思いのほか進んでいる状況が確認されたたことから既存のブロック塀等を撤去し、フェンスの設置等を行うこととしたものです。 42ページ、43ページをお願いいたします。第11款災害復旧費、第1項農林水産業施設災害復旧費、第1目農地等災害復旧費1158万円の追加は、農地10件、農業用施設2件に係る原形復旧工事費及び重機借上料等でございます。次に、第2目林業施設災害復旧費1175万円の追加は、林道30路線44カ所の土砂撤去などに係る重機借上料等でございます。 44ページ、45ページをお願いいたします。第2項公共土木施設災害復旧費、第1目道路橋りょう災害復旧費1010万円の追加は、路肩決壊、市道上への倒木等に関する復旧工事22件でございます。 46ページ、47ページをお願いいたします。第3項厚生労働施設災害復旧費、第1目衛生施設災害復旧費621万円の新規計上は、三雲リサイクルセンターストックヤードに関する復旧工事でございます。 50ページ、51ページをお願いいたします。第5項商工施設災害復旧費、第1目商工施設災害復旧費100万円の新規計上は、道の駅茶倉駅に関する修繕料でございます。 以上、第10款教育費、第11款災害復旧費のうち教育委員会所管とする部分を除く説明とさせていただきます。 なお、52ページ以降の補正調書につきましては、説明を省略させていただきますので、御了承いただきますようお願い申し上げます。その他事業の補正内容につきましては、お手元にお配りしております補正予算説明資料のとおりでございます。 よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。     〔副市長 山路 茂君降壇〕     〔教育長 中田雅喜君登壇〕 ◎教育長(中田雅喜君) それでは、第10款のうち第4項幼稚園費を除く教育費につきまして御説明申し上げます。 一般会計補正予算書36ページ、37ページをお願いいたします。第10款教育費は、補正前の額が81億256万3000円で、今回1億9551万2000円の追加をお願いするものでございます。 それでは、内容を御説明申し上げます。第2項小学校費、第1目学校管理費の1.小学校施設管理運営事業費100万円の追加は、耐震性が不明で地震等で倒壊のおそれのあるモニュメント等の撤去に係る修繕料でございます。同じく学校管理費の2.小学校ブロック塀等対策事業費7455万8000円の新規計上は、ブロック塀等について詳細な調査を実施したところ、小学校16校、23カ所について、建築基準法を満たさないことや経年劣化が進んでいる状況が確認されたことから、既存のブロック塀等を撤去しフェンス等の設置を行うものでございます。 続きまして、38ページ、39ページをお願いいたします。第3項中学校費、第1目学校管理費の1.多気中学校分担金8845万円の追加は、学校組合が平成30年度の学校施設環境改善交付金の採択を受けたことから、事業年度別予算の見直しにより、多気中学校校舎改築工事費を前倒ししたことによるものでございます。同じく2.中学校ブロック塀等対策事業費2700万円の新規計上は、先ほどの小学校ブロック塀等対策事業費と同様にブロック塀等について詳細な調査を実施した結果をもとに、中学校2校、6カ所のブロック塀等の撤去及びフェンス等の設置を行うものでございます。 次に、第11款災害復旧費、第4項文教施設災害復旧費につきまして御説明申し上げます。予算書48ページ、49ページをお願いいたします。第1目保健体育施設災害復旧費の1.中部台運動公園施設災害復旧事業費513万2000円の新規計上は、さきの台風12号及び台風20号により被災した中部台運動公園第二駐車場設置の機関車上屋根等の撤去費用に係るものでございます。続きまして、第2目公立学校施設等災害復旧費の1.小学校施設災害復旧事業費56万円及び2.中学校施設災害復旧事業費303万6000円の新規計上は、台風12号及び台風20号により被災した門扉やバックネット等の学校施設の復旧に係る工事請負費等でございます。 以上、簡単でございますが、第10款のうち第4項幼稚園費を除く教育費及び第11款災害復旧費、第4項文教施設災害復旧費の説明とさせていただきます。何とぞよろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。     〔教育長 中田雅喜君降壇〕 △日程第4 議案第103号 平成30年度松阪市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号) 日程第5 議案第104号 平成30年度松阪市介護保険事業特別会計補正予算(第1号) ○議長(中島清晴君) 日程第4 議案第103号平成30年度松阪市国民健康保険事業特別会計補正予算第1号、日程第5 議案第104号平成30年度松阪市介護保険事業特別会計補正予算第1号、以上議案2件を一括議題といたします。提案理由の説明を求めます。     〔副市長 山路 茂君登壇〕 ◎副市長(山路茂君) ただいま上程されました議案2件につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。 特別会計補正予算書の1ページをお願いいたします。まず、議案第103号平成30年度松阪市国民健康保険事業特別会計補正予算第1号について御説明申し上げます。 第1条の歳入歳出予算の補正でございますが、今回の補正予算につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2214万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ172億8670万6000円とさせていただくものでございます。 8ページ、9ページをお願いいたします。歳入でございますが、第6款第1項繰越金、第1目その他繰越金2214万円の追加は、今回の補正予算に伴う財源調整でございます。 10ページ、11ページをお願いいたします。歳出でございますが、第7款諸支出金、第1項償還金及び還付加算金、第4目返還金2214万円の追加は、退職者医療に係る平成29年度療養給付費交付金の過年度精算によるものでございます。 以上、国民健康保険事業特別会計補正予算第1号の説明とさせていただきます。よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。 続きまして、13ページをお願いいたします。議案第104号平成30年度松阪市介護保険事業特別会計補正予算第1号について御説明申し上げます。 今回の補正予算は、主に国県支出金等の過年度精算に伴い、歳入歳出予算にそれぞれ1億2715万4000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ177億8559万8000円とさせていただくものでございます。 20ページ、21ページをお願いいたします。歳入、第3款国庫支出金、第2項国庫補助金、第4目介護保険事業費補助金の1システム改修事業費補助金388万8000円は新規計上で、内示によるものでございます。 第7款繰入金、第1項一般会計繰入金、第5目その他一般会計繰入金388万8000円の減は財源組み替えに伴うものでございます。 第8款第1項第1目繰越金1億2712万2000円の追加は、今回の補正予算に係る財源調整によるものでございます。 26ページ、27ページをお願いいたします。歳出、第6款諸支出金、第1項償還金及び還付加算金、第1目第1号被保険者保険料還付金136万4000円の追加は、前年度還付金の未請求による未払額でございます。 第2目償還金1億2575万8000円の追加は、国、県、支払基金、一般会計からの交付金等の過年度分精算返還金でございます。 以上、介護保険事業特別会計補正予算第1号の説明とさせていただきます。よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。     〔副市長 山路 茂君降壇〕 △日程第6 議案第105号 松阪市委員会の委員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について ○議長(中島清晴君) 日程第6 議案第105号松阪市委員会の委員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正についてを議題といたします。提案理由の説明を求めます。     〔農林水産担当理事 竹岡和也君登壇〕 ◎農林水産担当理事竹岡和也君) ただいま上程されました議案第105号松阪市委員会の委員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について提案理由を申し上げます。 議案書の1ページ及び本日お配りしました新旧対照表、政策等の説明資料もあわせてお願いいたします。 本議案は、条例(別表)第99号に規定する原産地呼称管理委員会委員、第100号に規定する品目別委員会委員、第101号に規定する品目別官能審査委員会委員を廃止することに伴い、条例の一部改正を行うものでございます。 原産地呼称管理委員会委員を初め、各号の委員に係る松阪市原産地呼称管理制度につきましては、市内の農作物などを市が認証することで消費者に安心と信頼を与え、需要拡大を図ることを目的に平成26年度より運用してまいりました。この間、一定の成果はあったものの、栽培地や栽培方法、味、形など多くの審査が求められたことから、限られた産品の認定にとどまり、認定品目の拡大に至りませんでした。このことから、より多くのすぐれた特産品のブランド化と需要拡大につなげる新たな認定制度を立ち上げ、現制度を廃止しようとするものでございます。 改正内容につきましては、条例(別表)において、同制度に係る委員の報酬等を規定しております号を削除し、この削除に伴い、別表中のその他の号、番号についても所要の調整を行うものでございます。 附則といたしまして、施行期日を公布の日からと規定するものでございます。 以上、議案第105号に係る提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。     〔農林水産担当理事 竹岡和也君降壇〕 △日程第7 議案第106号 工事請負契約の締結について(松阪市立春日保育園園舎改築工事(建築)) ○議長(中島清晴君) 日程第7 議案第106号工事請負契約の締結について(松阪市立春日保育園園舎改築工事(建築))を議題といたします。提案理由の説明を求めます。     〔こども局長 薗部 功君登壇〕 ◎こども局長(薗部功君) ただいま上程されました議案第106号工事請負契約の締結について提案理由を御説明申し上げます。 議案書の2ページをお願いいたします。本議案につきましては、議会の議決に付すべき契約に関する条例の第2条に規定する予定価格が1億5000万円以上の工事の請負に該当いたしますことから、提案させていただくものでございます。 それでは、内容について御説明申し上げます。 1の工事名は、松阪市立春日保育園園舎改築工事(建築)で、現園舎は昭和49年に建築され、これまで修繕等を行い維持してまいりましたが、老朽化が進んでいること、また待機児童対策も含め平成30年度から平成31年度で新園舎を建設し、平成32年4月に開園を予定するものでございます。また、開園した後に旧園舎を解体撤去し、園庭、駐車場などの整備を平成32年9月まで予定しており、平成30年度から平成32年度の3カ年で実施するものでございます。 2の契約の方法は、条件付き一般競争入札でございます。 3の契約の金額は、5億8924万8000円でございます。 4の契約の相手方は、松阪市高町450番地1、丸亀産業株式会社、代表取締役竹上亀代司と請負契約をさせていただくものでございます。 次に、議案書3ページをお願いいたします。請負契約の概要について御説明をさせていただきます。 1の施工場所は、松阪市春日町地内でございます。 2の工期は、市議会議決の日から平成32年9月14日まででございます。 3の入札年月日は、平成30年8月24日でございます。 4の契約保証金は、松阪市契約規則第31条第2項第1号の規定に基づき、契約金額の30%である1億7677万4400円でございます。 入札経緯と結果表は、議案書4ページに記載のとおりでございます。 以上、議案第106号の提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。     〔こども局長 薗部 功君降壇〕 △日程第8 議案第107号 工事請負契約の締結について(宮町ポンプ場施設長寿命化事業宮ポンプ場改修(No.2ポンプ設備)工事) ○議長(中島清晴君) 日程第8 議案第107号工事請負契約の締結について(宮町ポンプ場施設長寿命化事業宮ポンプ場改修(No.2ポンプ設備)工事)を議題といたします。提案理由の説明を求めます。     〔上下水道事業管理者 佐藤 誠君登壇〕 ◎上下水道事業管理者(佐藤誠君) ただいま上程されました議案第107号工事請負契約の締結につきまして提案理由の説明を申し上げます。 議案書の5ページをお願いいたします。本議案は、議会の議決に付すべき契約に関する条例第2条の規定に基づきまして予定価格が1億5000万円以上の工事の請負に該当いたしますことから、提案させていただくものでございます。 契約の内容でございますが、工事名は宮町ポンプ場施設長寿命化事業宮ポンプ場改修(No.2ポンプ設備)工事で、施設の延命化を目的とした国の防災・安全社会資本整備交付金を財源とした改築更新事業の採択を受けまして、当該ポンプ設備の更新を行うものでございます。 契約の方法は、条件付き一般競争入札、契約の金額は、1億3456万8000円、契約の相手方は、愛知県名古屋市中村区牛田通二丁目19番地、株式会社鶴見製作所中部支店、支店長森光洋でございます。 6ページをお願いいたします。当該工事の請負契約の概要でございますが、施工場所は、松阪市東町地内、工期は、市議会議決の日から平成32年2月28日までの2カ年にわたる債務負担行為での施工といたしております。入札年月日は、平成30年9月13日、契約保証金は、松阪市契約規則第31条第1項第2号の規定に基づき、契約金額の10%の1345万6800円の工事履行保証契約の締結により免除となっております。 入札の経緯と結果につきましては、7ページに記載のとおりでございます。 以上、提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。     〔上下水道事業管理者 佐藤 誠君降壇〕 △日程第9 議案第108号 財産の取得について(松阪市総合運動公園用地) 日程第10 議案第109号 市道路線の認定について 日程第11 議案第110号 市道路線の変更について ○議長(中島清晴君) 日程第9 議案第108号財産の取得について(松阪市総合運動公園用地)、日程第10 議案第109号市道路線の認定について、日程第11 議案第110号市道路線の変更について、以上議案3件を一括議題といたします。提案理由の説明を求めます。     〔建設部長 長野 功君登壇〕 ◎建設部長(長野功君) ただいま上程されました議案3件につきまして御説明を申し上げます。 まず初めに、議案第108号財産の取得について提案理由の御説明を申し上げます。 議案書の8ページをお願いいたします。本議案につきましては、松阪市財産条例第2条に規定する予定価格2000万円以上の不動産の買い入れとなるため、議会の議決に付すべき財産の取得に該当いたしますことから、提案させていただくものでございます。 現在整備を進めております松阪市総合運動公園建設事業に係ります事業用地を松阪市土地開発公社から取得しようとするものであります。 松阪市総合運動公園におきましては、事業認可面積52.5ヘクタールの整備を進めており、平成24年10月より順次供用開始を行い、18.3ヘクタールの部分が供用済みとなっております。 また現在は、スケートパーク、遊歩道等の施設整備を進めているところであります。 今回取得しようとする土地の所在でございますが、松阪市山添町字牛場997番外5筆で、お手元の議案書9ページの図面に示してございます左下の網掛け部分の土地でございます。この地積が8346.44平方メートルでございます。現在保有しております松阪市土地開発公社から、契約の金額7205万7047円で随意契約によりまして取得しようとするものでございます。 続きまして、市道路線にかかわります議案2件について御説明申し上げます。 それでは、議案第109号市道路線の認定について御説明させていただきます。 議案書の10ページ、11ページをお願いいたします。道路法第8条第1項の規定に基づき、市道路線を新たに認定しようとするもので、同条第2項の規定に基づき、提案させていただくものでございます。 添付参考資料で御説明させていただきますので、A3版の資料1をお願いいたします。右下の凡例のとおり、新たに認定しようとする路線を水色の矢印で記載しております。図面中央にあります川井町地内の松江小学校北9号線、松江小学校北10号線は、開発行為により建設された道路で、これら2路線を市道として認定しようとするものでございます。 次に、資料2をお願いいたします。図面中央にあります鎌田町地内の鎌田天神11号線、鎌田天神12号線は、開発行為により建設された道路で、これら2路線を市道として認定しようとするものでございます。 次に、資料3をお願いいたします。図面中央にあります郷津町地内の牛之藪1号線、牛之藪2号線、牛之藪3号線は、開発行為により建設された道路で、これら3路線を市道として認定しようとするものでございます。 次に、資料4をお願いいたします。図面中央にあります外五曲町地内の外五曲西沖1号線は、開発行為により建設された道路で、市道として認定しようとするものでございます。 次に、資料5をお願いいたします。図面中央にあります五反田町地内の五反田23号線は、開発行為により建設された道路で、市道として認定しようとするものでございます。 次に、資料6をお願いいたします。図面中央にあります宝塚町地内の宝塚24号線は、開発行為により建設された道路で、市道として認定しようとするものでございます。 次に、資料7をお願いいたします。図面中央にあります山室町地内の山室花岡6号線、山室花岡7号線、山室花岡8号線、山室花岡9号線は、開発行為により建設された道路で、これら4路線を市道として認定しようとするものでございます。 次に、資料8をお願いいたします。図面中央左にあります駅部田町地内の駅部田十二6号線、中央右に駅部田笠田10号線は、開発行為により建設された道路で、これら2路線を市道として認定しようとするものでございます。 次に、資料9をお願いいたします。図面中央にあります山室町地内の山室新立9号線は、開発行為により建設された道路で、市道として認定しようとするものでございます。 次に、資料10をお願いいたします。図面中央右にあります上川町地内の上川道26号線は、開発行為により建設された道路で、市道として認定しようとするものでございます。 以上、計18路線が新たに市道として認定しようとする路線でございます。 次に、議案第110号市道路線の変更について御説明させていただきます。 議案書の12ページをお願いいたします。道路法第10条第2項の規定に基づき、市道路線を変更しようとするもので、同条第3項において準用する第8条第2項の規定に基づき提案させていただくものでございます。 添付参考資料で御説明させていただきますので、資料8をお願いいたします。右下の凡例のとおり、旧認定路線が黒色の矢印で、変更後の路線を赤色の矢印で記載しております。図面中央右上から左下にあります駅部田町地内の部田通り1号線は、浸水対策事業により拡幅された道路を組み入れ、終点を変更して認定しようとするものでございます。図面中央左から左下にあります同じく駅部田町地内のハザマ8号線は、開発行為により建設された道路を組み入れ、終点を変更して認定しようとするものでございます。 次に、資料10をお願いいたします。図面左上にあります上川町地内の上川道23号線は、道路改良事業計画に合わせて終点を変更して認定しようとするものでございます。 以上の3路線を変更して認定しようとするものでございます。 以上、議案3件の説明とさせていただきます。よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。     〔建設部長 長野 功君降壇〕 ○議長(中島清晴君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 お諮りいたします。明9月27日と28日の2日間を休会いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中島清晴君) 御異議なしと認めます。よって、明9月27日と28日の2日間を休会することに決しました。 なお、9月29日、30日は松阪市議会会議規則第10条の規定により休会であります。10月1日午前10時、本会議を開きます。 本日はこれにて散会いたします。お疲れさまでございました。                         午前11時15分散会...